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第25話 ず〜と一緒

last update تاريخ النشر: 2026-06-16 11:58:46

 タヌキンナは、動物の国の王ライオンの神にフローラを紹介した。

 「こちらは、私の主!フローラ様です!この国を救ってくださったのでお礼をしていただけませんか?」

「そうだな!直ぐに用意をさせよう!」

 ライオンの神は、頭を下げた。

「フローラ様ありがとうございます!それでは、お食事のご用意をさせて頂きます!お食事が出来るまで、この国をご観覧ください」

「そうするわ!それから何か嫌な予感がしたんだけど、このキマイラを食材にして料理を作るとかしないでね!菜食主義なんでそこのところお願いするわ」

「かしこまりました!野菜や果物を主体に料理をご用意させて頂きます」

 ライオンの王は、安心した。

 肉の料理が食べたいと言われたらキマイラか誰かを食材にしなければいけなかった。

 タヌキンナは、フローラを案内した。

 タヌキンナは、嬉しそうに尻尾を揺らしていた。

 フローラはタヌキンナに聞いた。

「ねぇ!天界に来てから出会う神って、みんな戦いになってるんだけど、出会った神と仲良く出

きるってないの?」

「はい!初めて会った神とは、まず戦いになると思います!お互い相手がどんな力を持っているか警戒します!心まで許すなんてよっぽどです」

「そうなんだ!強い神と武術で勝負する武者修行のつもりで来たんだけど」

「私は、フローラ様に心を許してます」

 と嬉しそうに言った。

 タヌキンナが動物の国を案内しているとシルバーフォックスの神キツネコと出会った。

 キツネコの姿は、人間の女の子に耳と尻尾と髪がシルバーフォックスだった。

「キツネコちゃん!久しぶり!」

「タヌキンナちゃん戻って来れたの?良かった!」

 キツネコは、フローラに挨拶をした。

「女神様、私達の国を救って頂きありがとうございました」

 と頭を下げた。

 タヌキンナは、キツネコに嬉しそうに言った。

「私ね!フローラ様から友達の称号を頂いたの」

「すっご〜い!いいな~!」

「キツネコちゃんは、綺麗だからきっといい飼い主様に出会えるよ!」

 タヌキンナは、言った後に、しまった!キツネコちゃんに綺麗って言葉を使っちゃいけなかった!シルバーフォックスに綺麗っていうのは、毛皮にされる前に使われる言葉。

 タヌキンナは、申し分け無さそう顔をした。

「私は、ダメよ!捕まったら命を奪われ毛皮にされる!子供のうちは捕まっても奴隷として使われる!いいご主人様なんかに出会える事なんかないわ」

 フローラは、ようやく理解してきた。

 動物の国の神の中でも友達という言葉は、タヌキンナだけでなく共通した動物の神の地位の称号なんだと、天界の種族や国の違いで文化がかなり違うんだ。

 食事が用意され歓迎を受けた!動物の国の神々と友好的になり3日程この国に滞在する事にした。

 タヌキンナは、その夜キツネコの家に遊びに行った。

「キツネコちゃん少しの間お別れだね!」

「タヌキンナちゃん!これあげる!」

『可愛いがられるペット』の本を貰った。

「ありがとう!私、ペットになれるなんて思っていなかったから、こういう本読んだ事無いんだ」

 タヌキンナは、キツネコの本棚を見てビックリした。

 いろいろな本があった。

『あらいぐまラスカル』『フランダースの犬』

『忠犬ハチ公』など「キツネコちゃん、こんなに勉強していたの?これ、どんな内容なの?」

「一万年以上前の人類が考えたお話しなの!その時代の民達は、動物を愛し家族と言って大切にしてくれたそうよ」

「貴重な本だね!」

「毛皮にされそうな動物達を守る運動もしてたって、私もそういう人達の所で生まれたかった」

 キツネコが寂しそうに言った。

「キツネコちゃん!フローラ様に言ってこの動物の国を守ってくれるように頼んでみるよ」

 翌日、動物の国の王パンジャもフローラにお願いをした。

「私は、人間界の私の国を守らなければいけないから、こちらの国まで手が回らないわ!でも困っていて頼まれたときだったら助けてあげる!」

 動物の神達は喜んだフローラは、動物の国の守り神になった。

 出発しようとした時にフローラは、タヌキンナに言った。

「ここから先は、危険な旅になるから!あなたは、この国で待っていて!帰って来たらまた遊びましょ」

 タヌキンナは、必死にお願いした。

「私は、付いて行きます!フローラ様とず~と一緒です」

「でも死ぬかもしれないわよ」

「私は、弱小動物の神です!何処にいてもいつ殺されるか分かりません!どうせ死ぬならフローラ様の側で死にたいです!だから連れていってください」

 パンジャもお願いした。

「フローラ様、私からもお願いします!私達弱小動物の神が上位種族の神に友達と言って貰える事は、とても嬉しい事なのです!タヌキンナは、ご主人様の為なら命をかけて尽くします」

「もう!分かったわ命は、かけなくていいから危なくなったら直ぐに隠れる事分かった!」

「はい!わかりました!」

 タヌキンナは、嬉しそうにに尻尾を振りながら元気にこたえた。

「身を守る為に何か武器があったほうがいいわね!タヌキンナ!これ使える?」

 弓を渡して練習をさせた。

「自分のオーラを弓に注いでオーラを使って矢を作るの!そうすれば体力がある限り矢を射てるでしょ」

 タヌキンナは練習したがあまり上手くなかった。

「とりあえず、それ持って、あと剣とかあるといいけど」 

 パンジャが剣を持ってきた。

「タヌキンナ!これをやろう」

 その剣を見た!これは、動物国王家の紋章が入った剣

「こんな、すごい物頂けません!」

「気にするな!お前のご主人様が私達を救ってくれた!フローラ様が来てくださらなかったら全てキマイラのものになったままだ剣一本くらい安いものだ」

 パンジャは、フローラにお金を渡した。

「旅には、衣食住などお金は必要です!受け取ってください」

「これ使ったことないのよね、タヌキンナ、お金の使い方わかる?」

「はい!わかります」

「それじゃあこれ持っててくれる」

 フローラは、タヌキンナと旅立ちの準備をした。

「フローラ様!天界の始まりと果てどちらに向かいますか?」

 タヌキンナは、フローラに伺った。

「どう違うの?」

「始まりは、ゼウス様の傘下が多くいます!果ては、闘神の神が多くいます」

「ゼウスのいない果てにしましょ!」

 天界の果てに向かった。

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